読んだ本


大沢在昌「砂の狩人 下」
田口ランディ「木霊」


「砂の狩人」は上巻を読み始めて、あまりおもしろくないな〜と思ってましたが、
途中からおもしろくなり、上巻の途中からは一気に読んだ感じです。
そういうところはやはり大沢在昌だな〜と思いました。
ちなみに狩人シリーズは私の知っている限りではもう1作あり、
そちらもおもしろいのですが、なんとなくもの悲しい感じのするシリーズだなと
思います。
しかしもっとこのシリーズを読んでみたいとも思います。


「木霊」は予想外に薄い本で、短編本とかあまり好きではない私は
正直がっかりして読み始めました。
薄いのでほんの10分くらいで読んだような気がしますが、
それでも田口ランディの独特(?)の雰囲気が出ていて
なかなかいい本でした。
小学校高学年以上の子供(?)にもいいかもしれないと思いました。
もちろん大人にも。
誰かにプレゼントしたくなりました。


そうそうこの本がなぜ絵本のようかと言えば、
文章とイラストが一緒になっている本だからでした。
(イラストは別の人が描いています)
このシリーズの本は他にもう1冊あるようなので、
その本も読んでみたいです。
本の名前だけ見ると、そっちの方が興味がわくというか、
さらに田口ランディっぽい感じがするのでー

砂の狩人 下
木霊